2010年08月21日
甲子園からの贈り物
スポーツに関してはまったく無知で、TV観戦もほとんどしないのですが、
今年の夏の甲子園は、ちょっとだけ見ました。
生まれて初めてのことです。
お菓子(甲子園クッキー)をもらったからかもしれません。
ず~~っと以前の高校時代のことで恐縮ですが、
合宿の休憩時間にみんなが甲子園を見ていても、私はひとりで読書をしていました。
沖縄が舞台になったNHKの連ドラ『ちゅらさん』も、
最初に高校野球のシーンがあったので、そのあたりは見なかったほど
関心薄でした。
(知り合いの俳優が出ていたところは、ちゃんと抑えましたが)
でも今回は、ときどきランチに行く喫茶店で、
たまたま地元出身の選手が出ているという地区大会の決勝戦を放映していたので
観戦することになったのです。
いや、単に放映していただけならそんなに関心は持たなかったのですが、
その決勝戦のときに、地元のおばさま方が集まっていて、
「羽毛田さんの息子が出ているのよー」
「あーら、私、この子がお腹にいるときから知っているの」
「子どもの頃は、おとなしかったわよねー」
などなど話していて、試合は7回裏の攻撃、5対1で負けていました。
その羽毛田選手の所属する関東一高は、
彼が1年生の時にも甲子園に出場したけれども
彼は骨折していたので、残念ながらベンチ入りできなかったそうです。
「今年は三年生で最後だから、甲子園に行ってもらいたいわ」
などと話しているのを耳にしながら、
「地元の人ってあたたかくていいなあ。これって、
うちの親戚が私の顔を見るたびに、『昔はオシメを着けて走り回っていたんだよ~』
みたいな話をする感じと似ているかも」
なあんて思っていると、その羽毛田選手が登場し、
「そうそう、この顔よー」「昨日までは、5割打者だったの」
と言ってる間にヒットを打って、1点を巻き返したのです!
それを見て、私もいつの間にか
歓声をあげながら、
一緒になって応援していました。
私のささやかなランチタイムは終了したので
そのまま、観戦からは外れました。
まだ3点もの点差があったので、
「残念だけど、甲子園には行けないのだろうな」と思いながら。
でも、何があってもおかしくないのが高校野球なのですね。
そのあとに4点を取って、なんと、甲子園出場が決まったのです!
後日、その喫茶店に行ったら、羽毛田選手の親御さんから届いた
「甲子園クッキー」を、おすそ分けしてくださいました。
おそらく、生涯縁のなかったであろうものを手にすることができました。
地元の人も親もありがたいものですねー。
お店には、さっそく記事が飾られていました。
その後、「幼なじみ」と報道されていた早稲田実業の長坂選手との試合には
圧勝しましたが、準々決勝で惜しくも敗れてしまいました。
なんだか、私の夏も終わってしまったような気分になってしまいました。
でも彼らには、なんとまだ「国体」なるものが残っているのだそうです。
そんなこんなで、へんな観点から甲子園を見ていたので、
の興南が決勝に残っていることに、今日まで気づきませんでした。
本日の決勝戦は、応援します!
今年の夏の甲子園は、ちょっとだけ見ました。
生まれて初めてのことです。
お菓子(甲子園クッキー)をもらったからかもしれません。
ず~~っと以前の高校時代のことで恐縮ですが、
合宿の休憩時間にみんなが甲子園を見ていても、私はひとりで読書をしていました。
沖縄が舞台になったNHKの連ドラ『ちゅらさん』も、
最初に高校野球のシーンがあったので、そのあたりは見なかったほど
関心薄でした。
(知り合いの俳優が出ていたところは、ちゃんと抑えましたが)
でも今回は、ときどきランチに行く喫茶店で、
たまたま地元出身の選手が出ているという地区大会の決勝戦を放映していたので
観戦することになったのです。
いや、単に放映していただけならそんなに関心は持たなかったのですが、
その決勝戦のときに、地元のおばさま方が集まっていて、
「羽毛田さんの息子が出ているのよー」
「あーら、私、この子がお腹にいるときから知っているの」
「子どもの頃は、おとなしかったわよねー」
などなど話していて、試合は7回裏の攻撃、5対1で負けていました。
その羽毛田選手の所属する関東一高は、
彼が1年生の時にも甲子園に出場したけれども
彼は骨折していたので、残念ながらベンチ入りできなかったそうです。
「今年は三年生で最後だから、甲子園に行ってもらいたいわ」
などと話しているのを耳にしながら、
「地元の人ってあたたかくていいなあ。これって、
うちの親戚が私の顔を見るたびに、『昔はオシメを着けて走り回っていたんだよ~』
みたいな話をする感じと似ているかも」
なあんて思っていると、その羽毛田選手が登場し、
「そうそう、この顔よー」「昨日までは、5割打者だったの」
と言ってる間にヒットを打って、1点を巻き返したのです!
それを見て、私もいつの間にか
歓声をあげながら、
一緒になって応援していました。
私のささやかなランチタイムは終了したので
そのまま、観戦からは外れました。
まだ3点もの点差があったので、
「残念だけど、甲子園には行けないのだろうな」と思いながら。
でも、何があってもおかしくないのが高校野球なのですね。
そのあとに4点を取って、なんと、甲子園出場が決まったのです!
後日、その喫茶店に行ったら、羽毛田選手の親御さんから届いた
「甲子園クッキー」を、おすそ分けしてくださいました。
おそらく、生涯縁のなかったであろうものを手にすることができました。
地元の人も親もありがたいものですねー。
お店には、さっそく記事が飾られていました。
その後、「幼なじみ」と報道されていた早稲田実業の長坂選手との試合には
圧勝しましたが、準々決勝で惜しくも敗れてしまいました。
なんだか、私の夏も終わってしまったような気分になってしまいました。
でも彼らには、なんとまだ「国体」なるものが残っているのだそうです。
そんなこんなで、へんな観点から甲子園を見ていたので、
の興南が決勝に残っていることに、今日まで気づきませんでした。
本日の決勝戦は、応援します!
Posted by りんぼ at 02:19│Comments(0)
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