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2011年07月03日

新栄堂の三線の展示

胡弓の名手、又吉真也先生の琉球楽器店・新栄堂は、
琉球楽器の制作販売をするだけでなく、展示もしています。

ミニ博物館のような趣で、からくいの修理を待つ間、
気さくな奥さまが説明してくださり、キョロキョロ 見学しました。

三線の基本型は7種類。
新栄堂の三線の展示

三線 展示してあるのは、左から
「南風原(ふぇーばらー)」「知念大工(ちにんでーく)」
「久葉春殿(くばはるどぅぬ・くばしゅんでん)」
「久葉の骨(くばぬふーにー)」「翁長開鐘(おながけーじょー)」
「平仲知念(ひらなかちにん)」「与那(ゆなー)」

一般によく作られるのは、翁長開鐘を基本とした
「真壁(まかびー)」型だそうです。
(手元の本には「開鐘と呼ばれる名器は、すべて真壁型」
と書かれています)

新栄堂の三線の展示

左が、「江戸与那」と言われる型です。
又吉先生の巧みの技が表彰されました。

江戸上りの路次楽(行進しながらの演奏)に用いられた「与那型」ということから、
「江戸与那」と言われているそうです。

よく響き渡る音色なのでしょうね。




新栄堂の三線の展示

奥さまによると、基本形は同じでも作り手によって微妙に形が変わるもの。
「人間の顔も同じですよね」と言われました。晴れ




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Posted by りんぼ at 00:11│Comments(0)歌三線
 
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