てぃーだブログ › 下水道と歌三線と横笛と › 歌三線 › 奄美で、沖縄の歌三線

2010年09月03日

奄美で、沖縄の歌三線

奄美大島に行ったときに、手合わせしてくださる
本田栄雄さんです。

奄美の唄者でもあり、沖縄民謡の教師でもあります。
奄美で、沖縄の歌三線


5年前には、さらに胡弓も始めたと言っていたのですが、
今回はじめて知ったのは、なななんと、琉球舞踊 花笠まで
やられていたそうです。
(横笛もできるので、お箏以外は何でもOKのようです)

奄美にいると、琉球古典音楽からは遠ざかってしまうせいか、
へたくそな私でも(特に今回は、3年間も三線を休んでいたので ガ-ン )、
ウエルカムしてくださいます。

奄美の人にとって、かつての侵略者だった琉球王国の音楽を
どのように受け止めているのか――。

いつも、夜中の2時頃まで歌ったり話したりしているのですが、
最後のほうには頭がぼお~~っとしてきて、
肝心なことを話さないで終わってしまうのです。
奄美で、沖縄の歌三線


本田コレクションの一部です。
右から、三線、胡弓、中国の三弦(サンシェン)、
左隅に、ちょろっと見えるのが二胡です。
中国の三弦が沖縄に伝わって、三線の形になったそうです。 三線


奄美で、沖縄の歌三線






沖縄と奄美の三味線。
写真では区別がつきませんが、
奄美のキーはとても高いので、
皮を思い切り引っ張って貼ります。
そうすると本革だと割れやすくなるので、
最近は、プロでもビニール製にしている人が増えているそうです。

弦の太さや、弾くバチも違います。




同じカテゴリー(歌三線)の記事
ゴッタンに会いに
ゴッタンに会いに(2016-11-21 23:45)

日本舞踊とコラボ Ⅱ
日本舞踊とコラボ Ⅱ(2016-05-23 23:00)


Posted by りんぼ at 21:00│Comments(2)歌三線
この記事へのコメント
りんぼさんの奄美行に触発(?)されて、今夜の寝酒は「龍宮」にします(^^ゞ

薩摩と琉球と島々、複雑な関係ですね。八重山独立ばなしとか。そういえば、昔、琉球舞踊のなかには、唐手や棒術などの武術の手が隠されて伝えられていると聞いたこともあります。テレビで琉球の宮廷舞踊系のものをみたときに、ちょっと、「なるほど」と思ったことがありました。
そのあたり、実証的な研究をしている本などご存知でしたら、ぜひご紹介くださいな。
8日晩方、上野駅に参ります。お目にかかれればうれしいな。
Posted by 都鳥 at 2010年09月05日 21:10
☆都鳥さん
古典舞踊のうち、「二歳(にせー)踊り」に分類されるものは、確かに空手を舞踊化したものです。それは、「こっそりそうしている」というのではないようですが。実際はどうなんでしょうか? 敵を欺く手段だったのでしょうか?
この前見たのは、本当に空手そのもののような型を、歌三線にのせて舞っていましたよ。
(では、8日、会えるといいですね。)
Posted by りんぼりんぼ at 2010年09月06日 23:47
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。