秋は、寒暖差アレルギーにご用心
最近、原因不明の鼻水が出てませんか?
一日の気温の寒暖差が大きい季節は、
血管が大きく収縮して、空気を吸い込む鼻の粘膜に
ダメージを与えるそうです。
特に、秋のほうが敏感になります。
春は、一番気温の低い時間が明け方4時ごろなので
多くの方は寝ていますが、秋の場合は7時ごろ。
つまり、秋の場合は、起きている間に
一番気温が低い時間と一番高い時間を過ごすことになるからです。
気温の変化によって敏感になった鼻は、
くしゃみ・鼻水・鼻づまりを引き起こしやすくなります。
医療ジャーナリスト・医学博士の
森田豊氏によると、
それが寒暖差アレルギー。
病院に行くと、「血管運動鼻炎」と言われるそうです。
今年、2011年の秋は、気温の差が大きい時期が例年よりも
長く続いているので、発症している人も増えているようです。
私はずっと、のどがデロデロしています。
【寒暖差アレルギーという言い方が普及しだすと、
「こういう場合にはアレルギーとは呼ばない!」
とか言い出す専門家が出てくるんだろうなあ。
環境ホルモンとか、ゲリラ豪雨のときみたいに。
注意喚起を促すためには、「正確な表現」でなくても、
「伝わりやすい表現」にすることって大切だと思うんですけどね】
ともあれ、花粉など、異物の過剰反応によって発症するアレルギーと大きく違うところは、目には症状が出ない、ということ。
対策としては、
● マスクをする
● 下半身を冷やさない
昨日は立冬。
日中もだいぶ寒くなりましたが、
今年の場合、11月末までは寒暖差アレルギーにご用心ください。
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