レセプトについて思うこと
眼科の先生に紹介していただいた皮膚科の先生は、
質問をすると本当に細かく説明してくださいます。
ステロイドの副作用に悩まされたことがあったので尋ねると、
「重大な副作用は、飲み薬でしか起こらない。
塗り薬の場合は、妙に白くてつるつるの肌になって、
やめられなくなるのが副作用」と教えてくださいました。
また、最初に処方された『ロコイド』について、
「ステロイドの中でも弱いほうの薬なので、
『ずっと使い続けて大丈夫』という説もあるけど、
1か月使い続けてひどいことになったのを見たことがあるから、
2週間までにしてください」などのほか、
気になることについて本当にいろいろと説明して、
顔のアレルギーの原因についても一緒に考えてくれます。
(これって、医者として当然のことのように思われますが、
一昨年前に行った大学病院では、「生活習慣として何に気をつけたらいいのか」
ということにさえ、答えてくれませんでした )
その初診のレセプト(医療費の明細書)が、
こちらです。
(クリックすると、大きな画像が出ます)
で、一度行ってやめた、
職場近くの皮膚科のレセプトが
こちらです。
混んでいたので仕方ないのですが、話もあまり聴いてもらえないまま、
顔にちょいちょいと薬を塗っただけのも、しっかり点数に入れています。
患者としては、いろいろと話を聴いてくれて、
原因についても一緒に考えてくださる先生のほうが
ずっといいと思うのですが、
そういうことはレセプトに反映されないようです。
20年ぐらい前に、そういうグチをこぼされた歯科医がいましたが、
一向に改善されていないのですね。
それじゃあ、時間をかけて患者のことを考えてくださる医者よりも
次から次へと患者をさばくほうが経営的には上 ということになります。
う~ん、なんだか腑に落ちませんね。
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