下水道と歌三線と横笛と

『ジワジワ来る〇〇』（発行：アスペクト）という単行本があります。



中は、ジワジワと笑い がこみあげてくる写真で
埋め尽くされています。
「～思わず二度見しちゃう面白画像集～」
というサブタイトルもついていたんですね。


　（本の帯で紹介している写真です 　
　　タイトルは、「ジワジワ来る犬小屋」）


投稿を集めた元祖オマヌケ本『ＶｏＷシリーズ』よりも
説明文が少なく、
じっくりと写真の面白さをかみしめることができます。
（ちなみに私は、妙に人間チックな動物の写真にセリフをつける
「絶対そう言っているとしか思えない写真シリーズ」が好きです。）


ところで、東京ＭＸテレビの『５時に夢中』は、
普通の番組では「ピー音」でかき消されてしまう言葉が飛び交い、
また自由報道協会の上杉隆さんが月イチで出演するという
奇特な情報バラエティ番組です。

月～金に放映されていて、
木曜日には本の装丁を紹介する
「装丁ジャンケン」というコーナーがあります。
編集者やデザイナーなどが
手がけた本の装丁へのこだわり を熱く語るので、
とても興味深く思いながら拝見しています。

で、この『ジワジワ～』も、そのコーナーで紹介されたものです。
内容が面白いだけでなく、装丁も結構凝っているのです。

たとえば、地色と地紋の組み合わせを変えることで、
全ページの模様が少しずつ違っているし、
表紙の〇〇は「箔押し」なのです（なんと、ゼイタクな！）。