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2011年10月20日

水道施設の見学 3 (災害が起こったらの話)

もし災害が起こった場合、どのように
水を確保すればよいのでしょうか?

第一段階としては、市内に3か所ある給水所に
水を取りに来てください、とのこと。
1日1人あたり3リットルだとすると、33.5日分
確保しているそうです。
水道施設の見学 3 (災害が起こったらの話)

このように、応急給水設備などが用意されています。

水道施設の見学 3 (災害が起こったらの話)

いざというときに組み立てられるように、地域住民の方と一緒に訓練もしているそうです。

「意外と軽いですよ」





「震災が起きた時、給水車は来てくれないのですか?」との質問に、
市の職員のうち30パーセントがこの市内に住んでいて、
その時は同じように被災者になっていることから、
「第一段階では難しい、職員確保の状況に応じて対処したい」
とのことです。

「もしもに備えて、私たちができることはなんですか?」には、
お風呂の水はためておいて栓を抜くのは朝にすると、
夜に何かあった場合、トイレ用水などに役立てられる
ということです。

水道施設の見学 3 (災害が起こったらの話)

非常時用の自家発電装置(ガスタービン発電機)上です。
約8時間稼働できるように準備しています。
下水道の非常用発電機(雨ポンプの稼働用)も、
同じ8時間を想定しています。

水道施設の見学 3 (災害が起こったらの話)

非常用発電機の騒音対策として、
ウレタンマットを貼り付けたかのような防音壁が、
しっかりと供えられています。

計画停電騒動のときにも、稼働せずに済んだそうですが。





水道施設の見学 3 (災害が起こったらの話)

「蛇口をひねると水が出るのは当たり前になっているので、皆さんのように水道に関心を持っていただけるのは大切なことです。
当たり前の陰に、水道の職員がいることを
心に留めておいてください」

水道に関する理解――。
上水道は、市民からの理解を得られやすいと思っていましたが、
下水道と同じような課題を抱えているのですね。

             (おわり)








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Posted by りんぼ at 00:33│Comments(0)水環境
 
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