てぃーだブログ › 下水道と歌三線と横笛と › 水環境 › 水道施設の見学に行きました 1(供給源の話)

2011年10月17日

水道施設の見学に行きました 1(供給源の話)

「毎日飲んでいる水が放射能で汚染される危険性は、
どのくらいあるのだろうか」
「ホームページを見ただけでは、水の来るルートが
正確にはわからないなあ」
ということがずっと気になっていました。

なので、地域の浄水所の見学会が行われるというのを聞き、
参加しました。

私が住んでいる地域は、年平均で7割程度が地下水。
そのほか約3割は、浄水場で処理された河川水が
ブレンドされています。

水道施設の見学に行きました 1(供給源の話)

地下水をくみ上げるポンプです。 上
騒音を出しそうに思えますが、とても静かでした。


水道施設の見学に行きました 1(供給源の話)
夏冷たく、冬暖かいと言われる地下水。年間を通じて、
16度くらいの一定の温度だからです。

昭和48年までは、
100パーセント地下水だったそうです。

今は、人口が増えてしまったので、河川水に頼らざるを得ません。




水道施設の見学に行きました 1(供給源の話)

使命を果たし終えた、水中ポンプ(多段タービンポンプ)が
見学者用として展示されていました。
約300メートルの深井戸の中にこのような水中ポンプが、現在は105メートルの深度のところに入っています。
一時間あたり3万1,000リットルもの地下水を汲み上げる能力があるそうです。


市内には、このような深井戸が20か所もあるそうです。 びっくり!
市の方の説明によると、井戸の場合、ポンプの稼働に電気代もかかるけれど、1トンあたり5円の電気代で済むので、
ダム建設が必要な河川水のほうがコストは高くなる、とのことです。


水道施設の見学に行きました 1(供給源の話)


井戸周辺の地層の標本です。
数層ある不透水層(粘土層)を通過した後の深い地下水を汲み上げているので、
今のところ地下水については放射能に汚染される危険性はないようです。晴れ
                             
                           (つづく)




同じカテゴリー(水環境)の記事
「忍野」の由来
「忍野」の由来(2017-02-20 00:23)

忍野八海の湧池
忍野八海の湧池(2017-02-12 21:31)

宇宙でも水循環
宇宙でも水循環(2016-08-15 22:53)

運気がアップする紙
運気がアップする紙(2016-06-27 23:48)

入浴のマナー
入浴のマナー(2016-05-09 01:20)

伊礼弘さん
伊礼弘さん(2016-03-24 01:06)


Posted by りんぼ at 01:30│Comments(0)水環境
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。