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2011年03月06日

干物屋さんを見学

私の担当する下水道の雑誌で、
「事故を起こさないでパイプの工事をしてほしい!」
というテーマでかつて連載してくれた方から、おいしい干物が届きました。
今は転身して、手づくりで干物を製造・販売しているそうです。キラキラ 

干物屋さんを見学
あまりにおいしいので、作ってるところを見学に(実は ごはん 食べに)
静岡県磐田市まで行ってきました。



立派な看板が出ていました。
思ったよりも本格的な感じです。 びっくり!


干物屋さんを見学





干物屋さんを見学




本日のお魚です。
(サヨリ、だったかな?)






干物屋さんを見学

おろしたら、おなかをゴシゴシ磨くのが、オリジナルポイントだそうです。





干物屋さんを見学

「ほら、かわいい顔しているでしょう?」と見せてくれました。






干物屋さんを見学

このままいただきたいくらいですが、
これからが、干物にするための特徴的な作業になります。




干物屋さんを見学

お魚の長さびっくりで、塩水の濃さと漬け込む時間を調節しているそうです。
これも、オリジナルアイデアだそうです。



干物屋さんを見学
塩分濃度も時間も、気温に合わせて
「そこまでやるか~」ってほど、
厳密に測定します。

キョロキョロ なんだかわからない管理表がずらり。
干物屋さんを見学







干物屋さんを見学


おばさま方も、真剣に説明を聞いています。







「ああ、化学的な材料を使った下水道パイプの補修の品質管理をやってもらったら、きっとすばらしい仕上がりになるんだろうなあ」
と思いながら見学しました。


干物屋さんを見学

干した後、おいしく焼きあげていただきました。


干物と言うと、保存食というイメージがあります。
塩水に漬けると、タンパク質や脂肪を分解する(腐ろうとする)
微生物の細胞壁が破壊され、
また、干すことで微生物が繁殖するのに必要な水分が少なくなって、
腐りにくくなるからです。

でも、こちらの干物は水分がかなりあって、ふっくらしています。
なので、保存食というよりは、よりおいしく新鮮にいただくために塩水に漬けた
という感じです。 晴れ




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