奄美で、沖縄の歌三線
奄美大島に行ったときに、手合わせしてくださる
本田栄雄さんです。
奄美の唄者でもあり、沖縄民謡の教師でもあります。
5年前には、さらに胡弓も始めたと言っていたのですが、
今回はじめて知ったのは、なななんと、琉球舞踊 まで
やられていたそうです。
(横笛もできるので、お箏以外は何でもOKのようです)
奄美にいると、琉球古典音楽からは遠ざかってしまうせいか、
へたくそな私でも(特に今回は、3年間も三線を休んでいたので )、
ウエルカムしてくださいます。
奄美の人にとって、かつての侵略者だった琉球王国の音楽を
どのように受け止めているのか――。
いつも、夜中の2時頃まで歌ったり話したりしているのですが、
最後のほうには頭がぼお~~っとしてきて、
肝心なことを話さないで終わってしまうのです。
本田コレクションの一部です。
右から、三線、胡弓、中国の三弦(サンシェン)、
左隅に、ちょろっと見えるのが二胡です。
中国の三弦が沖縄に伝わって、三線の形になったそうです。
沖縄と奄美の三味線。
写真では区別がつきませんが、
奄美のキーはとても高いので、
皮を思い切り引っ張って貼ります。
そうすると本革だと割れやすくなるので、
最近は、プロでもビニール製にしている人が増えているそうです。
弦の太さや、弾くバチも違います。
関連記事